高槻古代史友の会 講演のご案内・会場アクセス

第52回 2026年1月26日(月曜日)高槻市生涯学習センター2Fホール(定員300、開場13:00)
講演1 13:30~ 富雄丸山古墳出土鏡を考える 元大阪府教育庁 西川寿勝先生
講演2 15:00~ 富雄丸山古墳の被葬者を考える 滋賀大学名誉教授 小笠原好彦先生

第53回 2026年2月23日(月曜日)高槻市生涯学習センター2Fホール(定員300、開場13:00)
講演1 13:30~ 北河内の渡来人と古墳 元大阪府教育庁 西川寿勝先生
講演2 15:00~ 北河内の古墳総めぐり 四條畷市歴史民俗資料館館長 野島稔先生

第54回 2026年3月23日(月曜日)高槻市生涯学習センター2Fホール(定員300、開場13:00)
講演1 13:30~ 石舞台式石室と岩屋山式石室 元大阪府教育庁 西川寿勝先生
講演2 15:00~ 聖徳太子の磯長墓(しながのはか)をめぐって ー叡福寺北古墳は改葬墓か?ー 皇學館大学名誉教授 荊木美行先生

NHK WORLDのご紹介

NHK WORLDは海外向け英語放送ですが、アーカイブは、日本でも視聴可能です。
下記アドレスより視聴ください。

題名:
History Uncovered: A Message in Clay (英語)
歴史の解明:粘土に込められたメッセージ(日本語)

https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/shows/3022068

森田先生が出演され、高槻の埴輪のはなしをされています。

30分番組です。メニューは英語表示ですので、適宜日本語翻訳を選択すると日本語表示となります。NHK WORLDのアーカイブ公開期間限定で視聴できます。

バスツアーのご案内

2024年10月9日(水曜日)「和歌山の遺跡を訪ねる」バスツアー
無事、終了できました。ありがとうございます。

過去のバス旅行写真をアーカイブにて見れます。バス旅行写真 アクセスには、会員ご連絡のパスワードが必要です。

遺跡見学会 アーカイブ

直近の遺跡見学会のみ写真紹介しています。過去の資料は、下記アドレスより参照(会員にお知らせのパスワード必要)

第3回豊中歴史同好会、高槻古代史友の会合同 遺跡見学会 (池田市の織姫伝承と古墳を訪ねを訪ねる) 2025年9月27日 土曜日(雨で5月より順延で9月に実施しました)

遺跡見学会 写真アーカイブ入口

遺跡見学会のご案内 

※遺跡見学会は、毎回申し込みが必要で、移動に伴う交通費は、自己負担となります。

定員先着30名になり次第受付終了いたします。メールでの受付は、メール会員のみ可能です。例会での受付は、イベント担当までご連絡ください。古墳丘陵は急傾斜もあります。地面に手を付く場合がありますので、手袋など、ご持参ください。



ユーチューブで、過去実施の遺跡見学会の体験発表映像をご紹介しています。

https://www.youtube.com/@takatuki-kodaishi

炭素年代測定法について

考古学における放射性炭素年代測定の基礎知識

 近年の技術革新は目覚ましく、放射性炭素C14を用いた、年代測定法の精度がかなり上がっています。実際の測定には、時間と、費用を要しますが、埋蔵物の年代測定の決め手になりつつあります。その仕組みを簡単に説明します。

 炭素原子には、同位体として 自然界にはC12,C13,C14が存在します。存在するほとんどのC14は、宇宙からくる高エネルギー宇宙線が、地球の大気を通過するときに、窒素原子N14に衝突して、核反応を起こし生成されます。このC14は、自然界では不安定で、半減期5730年で分解して、窒素原子N14へと変わっていきます。

 2酸化炭素は、植物の光合成の材料となり、炭素が植物に吸収されます。この取り込まれた炭素は、C12,C13,C14が存在します。植物が枯れると、新たに炭素は植物に取り込まれません。したがって、C14の量を測ると、その量から、枯れた年代が半減期を基準に推定できるわけです。

 半減期が約5700年なので、C14は、年代が古すぎると使えません。およそ数十万年程度と考えられています。また、1年で枯れる植物に最も最適とされます。

 この測定法の開発者は、ウィラード・フランク・リビー(Willard Frank Libby、1908年12月17日 – 1980年9月8日)はアメリカ合衆国コロラド州グランドバレー出身の化学者で、その功績より1960年のノーベル化学賞受賞者となりました。

 この測定法の欠点は、大気中のC14濃度は、宇宙からくる宇宙線の量により変動するため、理論値だけで年代を推定すると、誤差が大きすぎることでした。近年、日本の福井県の水月湖から、過去7万年分の年縞が発見され、1年ごとの補正が可能となりました。実際の報告書には、誤差は統計誤差を用い、 “±” と記されます。

 年縞とは、長い年月の間に湖沼などに堆積した層が描く特徴的な縞模様の湖底堆積物のことで、1年に1層形成されます。縞模様は季節によって違うものが堆積することで、明るい層と暗い層が交互に堆積することでできるものです。

 この2つの組み合わせを考古学に用いることで、発掘調査の年代測定が劇的に変わってきています。土器に付着した植物片を用いて、遺物の年代が誤差数10年程度で、分かるようになってきました。

淡路島、松帆4号銅鐸の内部付着植物の炭素年代測定結果

4号銅鐸は、2重入れ子状態で発掘され、さらにその内部の植物のサンプルでの測定で、埋納当初の状態を保存している確度が高いと考えられています。その結果紀元前350年という結果が出ています。

 ちなみに、この頃の中国は、秦の始皇帝が中国を統一する前の戦国時代です。日本では、銅鐸の工房跡が、唐子鍵遺跡、東奈良遺跡で発見されており、金属材料をどこから調達したのか?作成工房は、この2つなのか?といった疑問を投げかけています。

 新たな技術革新で、新たな謎が出てくるのが、現在の考古学の現状です。最新の古代史の動向など、多岐にわたる分野で、専門の講師を招き、講義し、会員の皆様に聴いていただく会が高槻古代史友の会です。参加ご希望の方は、「高槻古代史友の会の毎月開催の例会にご出席いただき」会場で、自筆による登録カードへの記入が必要です。登録カードでの会員登録後、メール会員の登録(無料)が可能です。