「資料」カテゴリーアーカイブ

高槻古代史友の会 会員向け資料

NHK WORLDのご紹介

NHK WORLDは海外向け英語放送ですが、アーカイブは、日本でも視聴可能です。
下記アドレスより視聴ください。

題名:
History Uncovered: A Message in Clay (英語)
歴史の解明:粘土に込められたメッセージ(日本語)

https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/shows/3022068

森田先生が出演され、高槻の埴輪のはなしをされています。

30分番組です。メニューは英語表示ですので、適宜日本語翻訳を選択すると日本語表示となります。NHK WORLDのアーカイブ公開期間限定で視聴できます。

バスツアーのご案内

2024年10月9日(水曜日)「和歌山の遺跡を訪ねる」バスツアー
無事、終了できました。ありがとうございます。

過去のバス旅行写真をアーカイブにて見れます。バス旅行写真 アクセスには、会員ご連絡のパスワードが必要です。

炭素年代測定法について

考古学における放射性炭素年代測定の基礎知識

 近年の技術革新は目覚ましく、放射性炭素C14を用いた、年代測定法の精度がかなり上がっています。実際の測定には、時間と、費用を要しますが、埋蔵物の年代測定の決め手になりつつあります。その仕組みを簡単に説明します。

 炭素原子には、同位体として 自然界にはC12,C13,C14が存在します。存在するほとんどのC14は、宇宙からくる高エネルギー宇宙線が、地球の大気を通過するときに、窒素原子N14に衝突して、核反応を起こし生成されます。このC14は、自然界では不安定で、半減期5730年で分解して、窒素原子N14へと変わっていきます。

 2酸化炭素は、植物の光合成の材料となり、炭素が植物に吸収されます。この取り込まれた炭素は、C12,C13,C14が存在します。植物が枯れると、新たに炭素は植物に取り込まれません。したがって、C14の量を測ると、その量から、枯れた年代が半減期を基準に推定できるわけです。

 半減期が約5700年なので、C14は、年代が古すぎると使えません。およそ数十万年程度と考えられています。また、1年で枯れる植物に最も最適とされます。

 この測定法の開発者は、ウィラード・フランク・リビー(Willard Frank Libby、1908年12月17日 – 1980年9月8日)はアメリカ合衆国コロラド州グランドバレー出身の化学者で、その功績より1960年のノーベル化学賞受賞者となりました。

 この測定法の欠点は、大気中のC14濃度は、宇宙からくる宇宙線の量により変動するため、理論値だけで年代を推定すると、誤差が大きすぎることでした。近年、日本の福井県の水月湖から、過去7万年分の年縞が発見され、1年ごとの補正が可能となりました。実際の報告書には、誤差は統計誤差を用い、 “±” と記されます。

 年縞とは、長い年月の間に湖沼などに堆積した層が描く特徴的な縞模様の湖底堆積物のことで、1年に1層形成されます。縞模様は季節によって違うものが堆積することで、明るい層と暗い層が交互に堆積することでできるものです。

 この2つの組み合わせを考古学に用いることで、発掘調査の年代測定が劇的に変わってきています。土器に付着した植物片を用いて、遺物の年代が誤差数10年程度で、分かるようになってきました。

淡路島、松帆4号銅鐸の内部付着植物の炭素年代測定結果

4号銅鐸は、2重入れ子状態で発掘され、さらにその内部の植物のサンプルでの測定で、埋納当初の状態を保存している確度が高いと考えられています。その結果紀元前350年という結果が出ています。

 ちなみに、この頃の中国は、秦の始皇帝が中国を統一する前の戦国時代です。日本では、銅鐸の工房跡が、唐子鍵遺跡、東奈良遺跡で発見されており、金属材料をどこから調達したのか?作成工房は、この2つなのか?といった疑問を投げかけています。

 新たな技術革新で、新たな謎が出てくるのが、現在の考古学の現状です。最新の古代史の動向など、多岐にわたる分野で、専門の講師を招き、講義し、会員の皆様に聴いていただく会が高槻古代史友の会です。参加ご希望の方は、「高槻古代史友の会の毎月開催の例会にご出席いただき」会場で、自筆による登録カードへの記入が必要です。登録カードでの会員登録後、メール会員の登録(無料)が可能です。

高槻古代史友の会 過去の講演会・会員の広場

お寺

今年度のみ表示しています。過去の開催実績は、クラウドを参照ください。

第21回遺跡見学会 生国魂神社初詣とあなたの知らない真田山陸軍墓地の世界 2025年1月5日(日)

第40回 2025年1月27日(月曜日)高槻市生涯学習センター2Fホール
40回記念特別公演
 雅論 藤原鎌足と阿武山古墳 高槻市文化財アドバイザー 森田克行先生

第41回 2025年2月17日(第三月曜日)高槻市生涯学習センター2Fホール
 講座1 考古学からみた行基の智識 元大阪府教育庁 西川寿勝先生
 講座2 聖武天皇時代の仏教 関西大学・仏教大学講師 若井敏和先生

第42回 2025年3月24日(月曜日)高槻市生涯学習センター2Fホール
 講座1 南朝と仏教と百済・倭国 元大阪府教育庁 西川寿勝先生
 講座2 六朝・隋唐仏教と日本への影響 国学院大学講師 有働智弉先生

第2回高槻古代史友の会、豊中歴史同好会合同企画 (枚方の遺跡を訪ねる) 2025年4月26日土曜日

第43回 2025年4月28日(月曜日)高槻市生涯学習センター2Fホール
 講座1 帆立貝式古墳とは 元大阪府教育庁 西川寿勝先生
 講座2 松阪市宝塚一・二号墳の被葬者について 皇學館大學名誉教授 岡田登先生

第3回豊中歴史同好会、高槻古代史友の会合同 遺跡見学会 2025年5月24日土曜日雨のため2025年9月27日土曜日に延期

第44回 2025年5月26日(月曜日)高槻市生涯学習センター2Fホール
 講座1 継体天皇の外征と磐井の乱 高槻市文化財アドバイザー 森田克行先生
 講座2 継体朝期の北部九州(仮) 元行橋市歴史資料館館長 宇野慎敏先生

第45回 2025年6月23日(月曜日)高槻市生涯学習センター2Fホール
 講座1 6世紀の大王墓の石棺 元大阪府教育庁 西川寿勝先生
 講座2 機内の後期・終末期古墳の石室・石棺材 奥田尚先生

第4回豊中歴史同好会、高槻古代史友の会合同 遺跡見学会 (五色塚古墳とその周辺の遺跡を訪ねる) 2025年6月28日 土曜日

第46回 2025年7月28日(月曜日)高槻市生涯学習センター2Fホール
 講座1 三島の前期古墳 闘鶏山(つげやま)古墳の竪穴式石室を中心に 高槻市文化財アドバイザー 森田克行先生
 講座2 初期前方後円墳の墳丘と内部構造 向日市埋蔵文化財センター常務理事 梅本康広先生

第47回 2025年8月25日(月曜日)高槻市生涯学習センター2Fホール
 講座1 由義寺(ゆげでら)の発掘成果と弓削宮(ゆげのみや) 元大阪府教育庁 西川寿勝先生
 講座2 淳仁天皇と道鏡 元和歌山市博物館館長 寺西貞弘先生

第48回 2025年9月22日(月曜日)高槻市生涯学習センター2Fホール
 講座1 弥生・古墳時代の鉄器生産 元大阪府教育庁 西川寿勝先生
 講座2 北陸の出現期古墳の副葬鉄器 元福井市教育委員会 古川登先生

第3回豊中歴史同好会、高槻古代史友の会合同 遺跡見学会 (池田市の織姫伝承と古墳を訪ねを訪ねる) 2025年9月27日 土曜日(雨で5月より順延)

第49回 2025年10月27日(月曜日)高槻市生涯学習センター2Fホール
 講座1 葛城氏と馬見古墳群の被葬者集団 元大阪府教育庁 西川寿勝先生
 講座2 古墳時代の紀氏と葛城氏 元和歌山県立紀伊風土記の丘学芸課長 冨加見泰彦先生

第50回 2025年11月24日(月曜日)高槻市生涯学習センター2Fホール
 講座1 50回記念特別講演 摂津と淀川流域の考古学 ー三島考古学60年ー 森田克行先生

第22回遺跡見学会 葛城の古墳と竜山石石棺をめぐる 2025年12月7日(日)

第51回 2025年12月22日(月曜日)高槻市生涯学習センター2Fホール
 講座1 銅鐸の起源 ー東奈良遺跡出土銅鐸をめぐって(仮)ー 森田克行先生
 講座2 松帆銅鐸論のいま ー小銅鐸・銅鐸と青銅器埋納変遷論の論理ー 関西大学講師 森岡秀人先生
恒例の忘年会実施 於高槻贔屓屋

会場 高槻市役所横 生涯学習センター2F多目的ホール イベントホール(300人会場・高槻市桃園町2-1) JR京都線高槻駅南に徒歩10分 阪急京都線高槻市駅西に徒歩10分
。直接会場にご参集願います。
聴講料 各回1200円(資料代含む・当日会場で受付します。年会費、入会金はありません。)